訪問診療は、ほとんどが認知症や入院や通院できないご高齢の方を対象としています。日々介護しておられるご家族の負担も大きく、誰にも相談できなかったり協力を得られないことからストレスが溜まり、介護が続けられなくなってしまうケースも珍しくありません。
当院では、24時間365日体制で訪問介護や訪問看護と常に連携をとりながら、ご本人もご家族もサポートできるような体制を整えるようにしています。場合によってはご家族が休めるような「レスパイト入院」も行いつつ、ご家族支援にも注力しながらバランスの良い在宅介護を支えています。

当院医師のこれまでの経験上、在宅介護では様々なリスクが考えられます。ご高齢になればなるほど、水分補給でも誤嚥性肺炎を起こす可能性がありますので気をつけなければなりません。医師や看護師、介護士としっかり連携した体制を整え、介護者の方々でもリスクを避けられるような状態を作ることで、安全かつ安心な在宅介護の環境を整えていきましょう。
初めて在宅介護をお考えの方も、気兼ねなくどんなことでもご相談ください。当院医師が親身になってお答えいたします。